2007年01月05日
【コラム・ネタ・お知らせetc】 ニトロプラス ニトロなコミケができるまで
アキバBlogをご覧のみなさんあけましておめでとうございます! PCゲームメーカー・ニトロプラスの広報担当ニトロくんです。新年一発目のアキバBlogですが、まだ会社が営業していないのでニトロプラス的お正月ネタは皆無……。なので、今回はちょっと昨年を振り返って、2006年末のコミケレポートをお届けしたいと思います
とはいえ、せっかくのアキバBlog。コミケ当日の様子をそのままお伝えするだけでは面白くないので、今回は冬コミ準備の様子をご紹介しましょう。
そもそもコミックマーケットは、この冬で71回目を迎えた世界最大の同人誌即売会で、8月と12月の年2回東京ビッグサイトで開催されています。個人が同人誌を販売するサークルスペースと企業が自社製品をPRする企業スペースにわけられており、ゲームメーカーである我々ニトロプラスは、企業として参加させていただいています。
12月に行われる冬コミは、夏コミ後から4ヶ月ほどしかないので、販売グッズの準備は夏コミ開催の前から始めなければいけません。特に、フィギュア制作やイラスト執筆など外部の方と一緒に仕事をする場合は、半年前以上前から動く必要があります。出展も決定していない時期から動くのはかなりリスクが高いですが、時間的ゆとりを持って動かないと良いものはできないので、覚悟を決めます。(このとき、できるだけよけいなことは考えないようにすると気が楽になります)
販売グッズの企画は、ニトロくんたち広報営業スタッフが、開発スタッフや偉い人と相談しながらまとめていきます。そのイベント出展のコンセプトやゲームの発売状況など様々な要因を分析し、どういったラインナップでどの程度の販売価格にするかなどを決めていきます。大抵すんなりと決まりません。悩みに悩んだあげく、終いには今まで考えていたことがパーになってしまうこともあります。基本的には“自分たちが欲しいものを作る”なので、偏った結果に落ち着いてしまうことが多いですけどね(笑)。
販売グッズの開発はどれも手間がかかります(手間がかかるものほど楽しいですが)。中でも“冊子”開発が大変です。
“冊子”は、ライブパンフレットや設定集などニトロプラスではよく見かけるアイテムですが、企画や台割作成はもちろん、取材やライティング・レイアウトまでほぼ社内で行っているため、一番リソースがかかるアイテムです。自分の納得のいくものを!と頑張っていると、課外活動になってしまうこともしばしばあります。なので、本職であるゲーム開発が疎かにならないようにバランスを考えて作業することを心がけてやってます。これがまた難しいんですヨ。
販売グッズの開発に欠かせないスタッフは“デザイナー”です。ニトロプラスでは専任のデザイナーがゲームのインターフェースやロゴ、パッケージや広告デザインなどを行っているわけですが、イベントでは、ニトロくんのギリギリ発注に泣きながら販売グッズそのもののデザインやパッケージ・看板などを手がけています。今回のようにゲームのパッケージやマニュアル入稿作業と丸被りになってしまうと、もう手を合わせるしかありません。(よくがんばったねMzk)
とまあ、ニトロプラスではこんな感じで今回の冬コミの準備を進めてきたわけですが、ブース周りや販売グッズなど、みなさん満足いただけましたでしょうか?これからも楽しいグッズをお届けしようと思っていますので、楽しみにしてくださいね!
さてさて、最後に簡単ではありますがコミケ当日の様子をお伝えしましょう。
今回のコミケは、前日設営日の28日(木)から最終日の31日(日)までの4日間という年末コミケ。おかげさまで無事イベントを終えることができましたが、片付けやら何やらでニトロくんは車の中で一人新年を迎えてしまいました(涙)。できれば大晦日は外して欲しいっスね……。
それでは、今夏、無事にコミケ出展が決まりましたら、また東京ビッグサイトでお会いしましょう! お相手はニトロプラス広報担当ニトロくんでした。
ニトロプラス ニトロくん
【バックナンバー】
・ニトロプラス みなさんはじめまして! ""
とはいえ、せっかくのアキバBlog。コミケ当日の様子をそのままお伝えするだけでは面白くないので、今回は冬コミ準備の様子をご紹介しましょう。
そもそもコミックマーケットは、この冬で71回目を迎えた世界最大の同人誌即売会で、8月と12月の年2回東京ビッグサイトで開催されています。個人が同人誌を販売するサークルスペースと企業が自社製品をPRする企業スペースにわけられており、ゲームメーカーである我々ニトロプラスは、企業として参加させていただいています。
12月に行われる冬コミは、夏コミ後から4ヶ月ほどしかないので、販売グッズの準備は夏コミ開催の前から始めなければいけません。特に、フィギュア制作やイラスト執筆など外部の方と一緒に仕事をする場合は、半年前以上前から動く必要があります。出展も決定していない時期から動くのはかなりリスクが高いですが、時間的ゆとりを持って動かないと良いものはできないので、覚悟を決めます。(このとき、できるだけよけいなことは考えないようにすると気が楽になります)
販売グッズの企画は、ニトロくんたち広報営業スタッフが、開発スタッフや偉い人と相談しながらまとめていきます。そのイベント出展のコンセプトやゲームの発売状況など様々な要因を分析し、どういったラインナップでどの程度の販売価格にするかなどを決めていきます。大抵すんなりと決まりません。悩みに悩んだあげく、終いには今まで考えていたことがパーになってしまうこともあります。基本的には“自分たちが欲しいものを作る”なので、偏った結果に落ち着いてしまうことが多いですけどね(笑)。
という感じで、ニトロプラスのC71は、こんなセットになりました |
販売グッズの開発はどれも手間がかかります(手間がかかるものほど楽しいですが)。中でも“冊子”開発が大変です。
“冊子”は、ライブパンフレットや設定集などニトロプラスではよく見かけるアイテムですが、企画や台割作成はもちろん、取材やライティング・レイアウトまでほぼ社内で行っているため、一番リソースがかかるアイテムです。自分の納得のいくものを!と頑張っていると、課外活動になってしまうこともしばしばあります。なので、本職であるゲーム開発が疎かにならないようにバランスを考えて作業することを心がけてやってます。これがまた難しいんですヨ。
販売グッズの開発に欠かせないスタッフは“デザイナー”です。ニトロプラスでは専任のデザイナーがゲームのインターフェースやロゴ、パッケージや広告デザインなどを行っているわけですが、イベントでは、ニトロくんのギリギリ発注に泣きながら販売グッズそのもののデザインやパッケージ・看板などを手がけています。今回のようにゲームのパッケージやマニュアル入稿作業と丸被りになってしまうと、もう手を合わせるしかありません。(よくがんばったねMzk)
とまあ、ニトロプラスではこんな感じで今回の冬コミの準備を進めてきたわけですが、ブース周りや販売グッズなど、みなさん満足いただけましたでしょうか?これからも楽しいグッズをお届けしようと思っていますので、楽しみにしてくださいね!
さてさて、最後に簡単ではありますがコミケ当日の様子をお伝えしましょう。
今回のコミケは、前日設営日の28日(木)から最終日の31日(日)までの4日間という年末コミケ。おかげさまで無事イベントを終えることができましたが、片付けやら何やらでニトロくんは車の中で一人新年を迎えてしまいました(涙)。できれば大晦日は外して欲しいっスね……。
コミケ前日、設営前のブースの様子。 ここからブースを装飾していきます。 完成したブースの様子は右下へ | 大量のダンボールで埋まるブース内部。 一個一個が結構重いので 次の日は筋肉痛確実…… |
矢印の人物はなんと歌手いとうかなこ嬢!? 1日だけ彼女も手伝いに来てくれました。 | 設営が完了したニトロブース 月光のカルネヴァーレのパネルをメインに据えて本番に臨みます |
売り子をしてくれたレイヤーの女の子たち。デモンベインや月光のカルネヴァーレの衣装を着てくれてます。 |
モニタでは月光のカルネヴァーレの最新ムービーを初披露。
怪しげな(というか怖い!?)人形たちの舞踏を見てくれました? | ありがたいことに全日完売御礼 大勢の方にお越しいただき誠にありがとうございました!!(販売終了後は全員でチラシ配布です。) |
モニタ部分を繰り抜いた 月光のカルネヴァーレの大看板 これらのパネルはすべてスタッフの手作り | ショーケースには初公開のフィギュア これ以外に進行中の立体物は ワンフェスで発表できるか!? |
それでは、今夏、無事にコミケ出展が決まりましたら、また東京ビッグサイトでお会いしましょう! お相手はニトロプラス広報担当ニトロくんでした。
ニトロプラス ニトロくん
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・ニトロプラス みなさんはじめまして! ""
| posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 07:39| コラム