「この攻殻機動隊1.5で、マンガの攻殻機動隊　終了」

2008年03月07日

「この攻殻機動隊1.5で、マンガの攻殻機動隊　終了」

士郎正宗氏の攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER【AA】が6日に発売になった。2003年発売のＣＤ付攻殻機動隊1.5【AA】にも収録されたマンガと、アニメ攻殻機動隊SACのサンプルプロットなどを収録した本で、オビでは『幻の攻殻、解禁！！』などを謳ったもの。あとがきによると、マンガの「攻殻」は『この1.5で終了』みたい。

攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER
マンガと、士郎正宗氏によるアニメ攻殻機動隊SACサンプルプロットが中心

士郎正宗氏の攻殻機動隊1.5 HUMAN ERROR PROCESSER【AA】が6日に発売になった。『攻殻機動隊』はウィキペディアによると『作品中に描かれている独特の世界観、精密な描写、緻密な状況設定や未来技術の考証などがSFマニアやアニメファンを惹きつけた』という作品で、アニメ化もされた。

今回発売された本は、2003年に出たＣＤ付の攻殻機動隊1.5【AA】にも収録された人形使い後の公安９課を描いたマンガ７編(1991～96）と、アニメ攻殻機動隊SAC初期に士郎正宗氏がアニメ制作側に提出されたサンプルプロット９本などを収録した本で、オビの謳い文句は『記録装置の奥底に眠っていた攻殻機動隊の極秘シナリオ。今この書で、その禁を破る！！』・『幻の攻殻、解禁！！』。

USUAJIのさらに味の薄いブログさんの攻殻マンガ感想は、『トグサがワイルド、サイトーさんも出てきます。荒巻のおじいさん度が上がっています。いろいろと細かい漫画なので時間があるときにどうぞ』。また、アニメのサンプルプロットについては前略、お元気ですか？ byさんげさんは『あ～、これはシナリオじゃなくてＯＶＡで見たい！視たい！観たい！である。何でこれがお蔵入りなのさ！！色々事情はあるのだろうが、何か勿体無い…』と書かれている。

あと、漫画の攻殻機動隊は今回の攻殻機動隊1.5【AA】で終わりみたいで、あとがきでは『この攻殻機動隊1.5でマンガの攻殻機動隊も終了、御愛読ありがとうございました。一般的に言う所の「感動のラストシーン！」などはありません（笑）この物語は、ＴＶドラマみたいに続けようと思えばいくらでも（やる気が続く限り）継続が可能な様式を持っているのだが、僕の役目はここまで』などとなっている。