「あー、ついに出ちゃった(゚Д゚)、ペッ」 嫌オタク流
嫌オタク流24日に嫌オタク流【AA】が発売日を迎えた。「嫌オタク流」は対談を通じて「現代オタク事情」について書いたものらしく、ナンダロウアヤシゲな日々さんによると、『マジメにオタク批判する高橋に、あくまで茶化そうとする中原昌也のタッグが最高』とのこと。アキバの某店では「あー、ついに出ちゃった(゚Д゚)、ペッ」とも。


嫌オタク流 嫌オタク流
「今回はひっそり売らせていただきます。」
「あー、ついに出ちゃった(゚Д゚)、ペッ」
アキバでは23日から販売していたショップもあったが、嫌オタク流【AA】が24日に発売日を迎えた。

高橋ヨシキ氏が書かれた「はじめに」によると、嫌オタク流【AA】は、オタクの時代になったことについて、『「オタクはピュアだ。純粋だ」という自画自賛と、都合よく性欲を切り離された”萌え”概念』や、『”萌え”と「純愛」ばかりのはずのマンガやゲームじゃ、どうしていつもパンツが丸見えで乳首が透けて、あまつさえ局部の輪郭が描き込んであるのか?』などの疑問を、「オタク事情には門外漢」の高橋ヨシキ氏と中原昌也氏が、「その世界の方」の海猫沢めろん氏、更科修一郎氏と対談した内容で、対談を通じて「現代オタク事情」について書いたものらしい。

アキバのショップで、「嫌オタク流」を販売していた中には、『ウチも商売なんで、今回はひっそり売らせていただきます。もーカンベンして。』や、『あー、ついに出ちゃった(゚Д゚)、ペッ 色々言いたい事はあるけれど、内容は興味深いモノなので、とりあえず読んでみれ!』などが書かれたPOPが付いていた。

嫌オタク流 萌えカス オタクとは
嫌オタク流 「ぼくらはみんな“萌えカス”になってしまったのか!?」
「嫌オタク流を読む前に頭にたたき込むべき」という、「(オタクを肯定的にとらえた本での、印象的なフレーズ」一部
「誰も語らなかった、もうひとつのオタク論」
表紙オビに「ぼくらはみんな“萌えカス”になってしまったのか!?」が書かれている嫌オタク流【AA】は、第一部『「オタクの時代」の真実』、第二部『日本を蝕む「萌え」の脅威』の2部構成。各部の見出しには、『「オタク選民意識」の源流』、『萌えと性欲』、『オタクとギャルの融合』、『萌えは「10歳児のためのポルノ」』、『人生に必要なことを全部「ガンダム」で学ぶバカ』、『国に踊らされるオタクたち』といった項目が並んでいる。

「嫌オタク流」について書かれている中には、おおむね酒場トークレベルや、これは露骨な罵倒の本もあれば、このところの「萌え」関係本のなかではダントツにおもしろいブラックジョーク好きには大変お薦めとのレビューもある。

またMIXI での某氏のレビューでは、『中原、高橋両氏のダベりは基本的には茶飲み話レベルで、おたくもおたくならあんたらもあんたらだ、で済ませてしまえそうですが、おたくの側からおたくについて解説する海猫沢、更科両氏の頑張り(?)は見もの。むしろ、おたくを知らない人がおたくを理解するのにかなり有益で分かりやすい解説になっているという(笑)。』と書かれている。

また某氏は『もし万が一、本気で「おたくは知的エリートだ、おたく万歳!」とか心から思ってる人間がいたとしたら、その人間こそが読むべき本。 』とも。【関連】「嫌オタク流」読者たちの反応

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 | posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 11:46| 商業誌[2006]  



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