【コラム・ネタ・お知らせetc】 竜騎士07先生 「うみねこのなく頃に」インタビュー
「うみねこのなく頃に」のインタビュー ガンガンパワード編集部のKです。竜騎士07先生、07th Expansionの最新作「うみねこのなく頃に」の発売間近ですね。8/22発売のガンガンパワードNO.8では、「うみねこ」を大特集。その特集の中から、竜騎士07先生インタビューの模様をちょこっとご紹介致します。「うみねこ」に対する熱い想いをたくさん語っていただけました。


竜騎士07先生インタビュー 
「うみねこ」制作真っ最中の頃にお話をうかがいました

ガンガンパワード編集部のKです。いよいよ竜騎士07先生、07th Expansionの最新作「うみねこのなく頃に」の発売間近ですね。8/22発売のガンガンパワードNO.8」では、「うみねこ」を大特集。今回はその特集の中から、竜騎士07先生インタビューの模様をちょこっとご紹介致します。

うみねこのなく頃に」は、言わずと知れた竜騎士07先生・07th Expansionの最新作です。伊豆の孤島、六軒島が舞台。その島を所有する大富豪の一族、右代宮家を襲う惨劇が描かれていくサウンドノベルです。作者である竜騎士07先生にお話をうかがってきました。



■Q:前作「ひぐらし」では謎と恐怖が特徴的でしたが、「うみねこ」はいかがでしょうか。

□竜騎士07(以下 竜):「なく頃に」という名前をつけているので、人が死んだり、ミステリアスな世界観というところは共通しています。しかし、今回はひぐらしとは違う舞台、違う物語を楽しんでもらおうと思っています。

「ひぐらし」は平凡な日常がある日突然砕けて、恐怖の世界へと転げ落ちていくという段差に特徴がありました。しかし「うみねこ」は、ゆっくり着実に恐怖の世界へ転げ落ちていくところに特徴があります。その転げ落ちていくところを楽しんでもらいたいと思います。具体的に言えば、古きよき時代のミステリにあった、お約束な演出の数々、こりゃ今晩誰か死なざるを得ないよな、みたいな死亡フラグを楽しんでもらいたいと思っています。

「ひぐらし」にはあまり死亡フラグがなかったと思うんです。突然ドーンとすごい事件が起きて、死の淵に落とされてしまう。しかも仲のいい人たちしか出てこなかったので、なぜこの人にいきなり殺されるの!? みたいな驚きがありましたよね。でも、今回は仲の悪い人たちばかりが登場するので、(お互いに殺す気満々の)死亡フラグ全開の会話を聞いて「この後、どっちか必ず殺されるな」と予測できる、お約束な演出を楽しんでもらいたいと思います。


■Q:今回の作品は全部で何話を予定しているのでしょうか。

□竜:まだ全何話かは決めていません。ある程度進めてみないとお話の着陸地点が見えてこないので。次の冬コミで第2話を出す予定です。

■Q:今回の主人公は誰ですか?

□竜:基本的に戦人が主人公です。ですが、今回は「ひぐらし」と違って、視点のキャラが場面に応じて変わっていきます。若者4人組(朱志香譲治、戦人、真里亞)が話の主軸になっていきますが、それにはあまりこだわらず、18人全員に厚みが出るように書けたらいいな、と思っています。

■Q:表情差分は各キャラごとに多数あるようですね。

□竜:一番少ないキャラでも5個くらいですね。だから5以上×18人で余裕で100超えました。中でも金蔵がけっこうあるんです。感情の起伏が激しい、絶叫系の人なので(笑)。


■Q:「ひぐらし」と比べてキャライラストに変化をつけた点はありますか?

□竜:タッチを変えました。今まではエアブラシで描いてたのですが、今回はラインペイントで描いています。「ひぐらし」のキャラクターよりも大人びて見えるのではないでしょうか。「うみねこ」は大人の世界の作品なので、大人を生き生きと描きたかったんです。それにともなって、前作よりもだいぶ頭身もあげています。僕のイラストはもともとこんな感じだったんです。やっと本来の絵柄で描ける! と思いましたね。

服装についても、「ひぐらし」は田舎の人がなんだかデタラメな服着てるというイメージでしたが(笑)、今回は品のあるエリートたちがおめかししているというイメージで描きました。ファッション誌などを参考にしつつ。でも、いざ描いてみたら昭和61年にゴス(ゴシック・ファッション)の人はいねえだろ、みたいなことに気づいたり(笑)。


■Q:どうしても気になってしまうのですが、「ひぐらし」と「うみねこ」の間には何か関係はあるのですか?

□竜:「ひぐらし」とは直接の関係はありません。テーマについても、「ひぐらし」のテーマは"連帯"だったから、全員生き残っていることがハッピーエンドの条件でしたが、「うみねこ」のテーマは違います。なので、全員生きていることがハッピーエンドの条件だという保証がない、非常に血なまぐさい世界です。場合によっては全員死亡エンドでもハッピーエンド、という可能性もありますよ。

■Q:「ひぐらし」とはまったく別の物語が展開されると。

□竜:そうですね。そう考えると、むしろ「ひぐらし」をプレイしている人のほうが「うみねこ」をプレイするのは辛いかもしれません。予備情報がない人たちのほうが強いかもしれない(笑)。迂闊に「ひぐらし」をプレイしてしまっていると、斜な観方が身についちゃっているので、逆に「うみねこ」の罠にかかるかもしれません。今回の世界は相当卑劣ですから。「ひぐらし」も卑劣ですが、それよりもっと卑劣な世界です。

「うみねこ」は『連続殺人幻想』であって、もしかしたら誰かの妄想かもしれない。そんな可能性も含めて、ぜひ楽しんでもらいたいです。


インタビューでは、竜騎士07先生に、「うみねこ」に対する熱い想いをたくさん語っていただけました。インタビューの続きは、8/22発売のガンガンパワードNO.8に掲載されます。その他、07th Expansionスタッフの皆様のコメントや、「ひぐらし」漫画家陣による応援イラストも掲載。

ちなみにKは先日、一足先に「うみねこ」をプレイさせていただきました。

内容は「すさまじい」の一言で、「この先はどうなるの!?」とプレイを止められませんでした。謎は……ううっ、とぼしいKの頭ではまったく見当もつきません。あの※※で、誰かが※※することができるのか…。いや、そう考えること自体が、「罠」に引っかかっているのか…。「ひぐらし」同様、頭を悩ます日々が続きそうです。「ひぐらし」をプレイした方も、そうでない方も絶対オススメですよー。

ガンガンパワード編集部 K

8/22発売のガンガンパワードNO.8には、竜騎士07先生インタビューの続きや
「ひぐらし」漫画家陣の応援イラスト

「ガンガンパワードNO.8」の表紙

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withAjax Amazon | posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 13:30| コラム  



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