

2005年1月に発売予定だったWinnyを開発した金子勇氏自身がWinnyを解説するWinnyの技術【AA】が、10月4日にザコンで販売が始まっていた。もともと今年(2005年)1月に発売される予定だったが、諸般の事情で発売が延期になっていたもの。
ザコンの6F書籍フロアでは、「パンドラの箱を開けるのだ!」のクラッキングバイブルなどがある、レジから遠い平台の一角に「Winnyの技術」が積まれていた。見かけた時には、ハッカーの教科書完全版での悪用厳禁!遂に入荷!回収になる前に買え!のような、ザコン書籍部のPOPはまだ付いていなかった。 →【追記】翌10月5日にはPOPがついていた。
はてなダイアリーによると、Winnyの技術が発売されることが発表されたNETWORK MAGAZINE誌(アスキー)2005年1月号では、「すべてのWinnyユーザー、P2P開発者、そして司法関係者にもお読みいただきたい。」とも書かれていたらしいけど、発売になった「Winnyの技術」のオビでは、「作者、真の姿を語る 長い沈黙を破って、作者自らが内部詳細を公開し、その技術の可能性を考える」となっていた。
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Winnyの技術
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Winnyの「上流・下流」について
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裏面側のオビにギコ猫
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「Winnyの利用方法やビジネス面、および法的な面は、別の場で議論されるべきことなので、本書では取り扱いません」と書かれている「まえがき」には、「2ちゃんねる関係者の皆さん」への謝辞があるほか、コラムで「Winnyの開発でも技術的に質の高い意見を2ちゃんねるの住人から多数いただきました」とあり、裏面側のオビではギコ猫も感謝していた。
【追記】レビログさんの「Winnyの技術」レビューによると、「根源的プログラマ以外には何の必要性も無い本だが・・・根源的プログラマには楽しく読める。」「特にキーの配布やノードの拡散部分=P2Pの心臓部に関する考察・理論はさすがWinnyの作者といったところ。参考になりました。」という内容らしい。
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