2007年04月13日
【コラム・ネタ・お知らせetc】 ニトロプラス スロットカーGP第4戦
PCゲームメーカー・ニトロプラスの広報担当ニトロくんです。ニトロプラスでスロットカーが流行っていることは以前にもお話したことがありましたが、今回はニトロプラスキラル広報担当のキラルくんが、ニトロプラスの開発室で一部スタッフの趣味で開催されている「Nitroplus Slot Car Race」の模様をお伝えします。
アキバBlogをご覧のみなさま、初めましてこんにちは。ニトロプラスのBLブランド・ニトロプラス キラルの広報担当キラルくんです。先々週、ニトロくんから「次の回はキラルくんやってね♪」と、突然無責任極まりない任命をされまして、戸惑いながらもテキストを書かせていただく13日の金曜日。どうぞ最後までお付き合い下さいませ。
さて、今回キラルくんがお話させていただくのはニトロプラス社内で流行っているスロットカーのお話。
ニトロプラスの1回目のコラムにありましたように、ニトロプラスの開発室には、スロットカーの特設サーキットが設置されています。例に漏れずスロットカーにはまっているニトロくん曰く『給与査定を左右するくらい重要』だとかそうでないとか……。
そもそも「スロットカー」とは、スロット(レーン中央にある溝)の両側に電気を供給する電線があり、コントローラーのアクセルの握りこみに応じて、そこから電力が供給され変速する電気式のミニチュアカー(主流は1/32スケール)のこと。
スロットでガイドされているためステアリングはないですが、コースアウトしないように走らせるためのコーナーリングスピードの見極めは、ステアリング操作よりもシビアでまさに自分との戦いといった感じです。早くなるためには(ルール内で)改造も必要で、タイヤをシリコンに変えたり、車高を落としたり、コーナリングを良くするためにシャーシを削ってボディがローリングするようにしたりと、手を加えて自分だけの一台を作り上げていきます。
こう聞くと難しそうですが、操作は非常に簡単(片手)なので、女の子でも動かすことができるんですよ。
実は、スロットカーが一大ブームを巻き起こしたのは1960年代。自動車が高価でなかなか手に入らない状況の中、自動車マニアや模型マニアが集まってスロットカーレースを繰り広げていたんだそうです。現在は、誰もが知るホビーではなく、都内各所にあるレース場で一部の愛好家たちが楽しんでいる状況ですが、ニトロプラスではいつも大盛況。先日もスロットカー部部長・難中亭多楽による一声で「Nitroplus Slot Car Race」第4戦が行われました。
「Nitroplus Slot Car Race」第4戦は、タカラトミーさまから発売されているQuattroxのワンメイク(若干の改造可)のレギュレーションレース。外部から2名、社内から6名の計8名が参加しました。実はキラルくんは初のレース参加。ドキドキでしたが、参加者一同、生暖かい視線で見守ってくださりました。今回のエントリーは以下の通り。
さっきまで穏やかに会話をしていた面々でしたが、レースが開始すると真剣そのもの。やはり、毎日昼休みや定時終わり後に練習しているスタッフは違います。目の色が変わります。奇声も上げます。新参者にも容赦のないスピード。速い! 凄まじく速い!! 撮影しようとしても、速過ぎて撮影ができません……。
まずは予選。予選の順位でAクラスとBクラスに分かれて競い合います。予選トップは、ただ一人2秒台を叩き出したニトロスタッフA。その後を難中亭多楽、いとうかなこと続きます。当初有力株だった、きんりきまんとうのToyota Supraは、予選前日から原因不明のペースダウンにみまわれ、まさかの予選4位。かろうじてクラスAに残るもレース前半で、致命的な足回りトラブルにより走行不可能に。急遽スペアカーの35OZを投入して、レース棄権を免れます。
開幕前から回転数の問題をかかえた難中亭多楽は、あえてスピードよりも安定性とグリップの向上に努め、4〜3コースで十分にタイヤを暖め2〜3コースで勝負に出ます。予選トップだったニトロスタッフAは、噂通りの精神面の弱さから均一なラップを出せず、動くシケイン(障害物)化。いとうかなこのSupraに翻弄され順位を落とします。1ラップ3秒代の高速レースは、きんりきまんとうと難中亭多楽の2台が7ポイントで同ポイント。僅かにラップタイムの早かった、きんりきまんとうが優勝となりました。
キラルくんはというと、当然のごとくBクラスでスタート。部長・難中亭多楽の力でスーパー一夜漬けカスタマイズされた350Zでしたが、事故多発で荒れに荒れたレースにパニック状態から抜け出せず、動くシケインと化していました。クラッシュの連続で「キラル・ザ・クラッシャー」と名付けられたのは秘密です。あぁ、もっと練習せねば……。
レースはF1級でもスロットカー級でも同じで本当に何が起こるか分かりません。オモチャだと思って舐めてかかると痛い目をみます。自分……見た口です。でも楽しい!大の大人が3時間夢中でレースを楽しんでます。それだけじゃなくて、早くなるための改造やレース前の調整も同じくらい楽しいですよ。興味を持たれた方は是非やってみてください。都内だと巣鴨や恵比寿に専門店があります。なかなかの中毒性をもったホビーですよ!
それでは、ニトロプラス キラル広報担当、キラルくんでしたー。
キラルくんお疲れ様でした。いやー、今回、まったく自社情報がないコラムになってしまいましたね。さすがに偉い人の目が怖いのでニトロくんからちょっと告知です。壽屋さんから4月末に発売される『Lamento -BEYOND THE VOID-』フィギュア「コノエ」「アサト」に付属されるミニドラマCDの試聴が開始されてます。それから、壽屋さんといえば、デモンベインのプラモデルの予約が始まっています。
最後に。念のためにお伝えしておきますが、ニトロプラスはいつもこんなことしてるわけじゃないので誤解しないでくださいネ。いつもはちゃんと仕事してる……と思います。(え?) それでは、みなさんといつの日かスロットカーで対戦できる日を夢見て!ニトロプラス広報ニトロくんでした〜。
ニトロプラス ニトロくん
【バックナンバー】
・ニトロプラスの3Dチーム「ポリゴン番長」@TAF2007
・ワタナベカズヒロ 「ダイヴァー・シティー」発売記念ライブ
・シナリオライター下倉バイオの仕事
・ワタナベカズヒロ、新アルバム製作現場を直撃
・月光のカルネヴァーレ 発売直前奮闘記
・ニトロプラス ニトロなコミケができるまで
・ニトロプラス みなさんはじめまして!
アキバBlogをご覧のみなさま、初めましてこんにちは。ニトロプラスのBLブランド・ニトロプラス キラルの広報担当キラルくんです。先々週、ニトロくんから「次の回はキラルくんやってね♪」と、突然無責任極まりない任命をされまして、戸惑いながらもテキストを書かせていただく13日の金曜日。どうぞ最後までお付き合い下さいませ。
ニトロプラスで激闘を繰り広げる戦士たち |
さて、今回キラルくんがお話させていただくのはニトロプラス社内で流行っているスロットカーのお話。
ニトロプラスの1回目のコラムにありましたように、ニトロプラスの開発室には、スロットカーの特設サーキットが設置されています。例に漏れずスロットカーにはまっているニトロくん曰く『給与査定を左右するくらい重要』だとかそうでないとか……。
そもそも「スロットカー」とは、スロット(レーン中央にある溝)の両側に電気を供給する電線があり、コントローラーのアクセルの握りこみに応じて、そこから電力が供給され変速する電気式のミニチュアカー(主流は1/32スケール)のこと。
スロットでガイドされているためステアリングはないですが、コースアウトしないように走らせるためのコーナーリングスピードの見極めは、ステアリング操作よりもシビアでまさに自分との戦いといった感じです。早くなるためには(ルール内で)改造も必要で、タイヤをシリコンに変えたり、車高を落としたり、コーナリングを良くするためにシャーシを削ってボディがローリングするようにしたりと、手を加えて自分だけの一台を作り上げていきます。
こう聞くと難しそうですが、操作は非常に簡単(片手)なので、女の子でも動かすことができるんですよ。
実は、スロットカーが一大ブームを巻き起こしたのは1960年代。自動車が高価でなかなか手に入らない状況の中、自動車マニアや模型マニアが集まってスロットカーレースを繰り広げていたんだそうです。現在は、誰もが知るホビーではなく、都内各所にあるレース場で一部の愛好家たちが楽しんでいる状況ですが、ニトロプラスではいつも大盛況。先日もスロットカー部部長・難中亭多楽による一声で「Nitroplus Slot Car Race」第4戦が行われました。
ニトロプラス社内の特設サーキット 時折、社外からもレースに参加される方がいらっしゃいます |
スロットカーのコントローラ。白い部分がアクセルで、これを握ると電圧が上がり、同時にスピードも上がります。 |
まずは己の土俵(コース)の掃除から… | コース脇にはキラルキャラのミニPOP。車がクラッシュすると、まるでボーリングのピンの様です |
「Nitroplus Slot Car Race」第4戦は、タカラトミーさまから発売されているQuattroxのワンメイク(若干の改造可)のレギュレーションレース。外部から2名、社内から6名の計8名が参加しました。実はキラルくんは初のレース参加。ドキドキでしたが、参加者一同、生暖かい視線で見守ってくださりました。今回のエントリーは以下の通り。
Toyota Supra “Au Cerumo” | きんりきまんとう |
Honda NSX “Raybrig” | ドニトロスタッフA |
Nissan 35OZ “Xanavi” | 難中亭多楽 |
Honda NSX “Takata” | ニトロスタッフB |
Toyota Supra “ESSO Ultraflo” | いとうかなこ |
Nissan 35OZ “Xanavi” | キラルくん |
Toyota Supra “Au Cerumo” | 外部参加メンバーA |
Toyota Supra “Au Cerumo” | 外部参加メンバーB |
優勝者にはちゃんと賞品も用意 これは負けられません!! |
レース前に健闘を祝して乾杯 ご飯も食べてお腹いっぱい、気合も十分 |
和やかなムードのレース前。 | いとうかなこもスロットカー部所属です |
とうとう、レースのスタート! | さっきまでの和み具合は一体どこへ!? |
さっきまで穏やかに会話をしていた面々でしたが、レースが開始すると真剣そのもの。やはり、毎日昼休みや定時終わり後に練習しているスタッフは違います。目の色が変わります。奇声も上げます。新参者にも容赦のないスピード。速い! 凄まじく速い!! 撮影しようとしても、速過ぎて撮影ができません……。
まずは予選。予選の順位でAクラスとBクラスに分かれて競い合います。予選トップは、ただ一人2秒台を叩き出したニトロスタッフA。その後を難中亭多楽、いとうかなこと続きます。当初有力株だった、きんりきまんとうのToyota Supraは、予選前日から原因不明のペースダウンにみまわれ、まさかの予選4位。かろうじてクラスAに残るもレース前半で、致命的な足回りトラブルにより走行不可能に。急遽スペアカーの35OZを投入して、レース棄権を免れます。
開幕前から回転数の問題をかかえた難中亭多楽は、あえてスピードよりも安定性とグリップの向上に努め、4〜3コースで十分にタイヤを暖め2〜3コースで勝負に出ます。予選トップだったニトロスタッフAは、噂通りの精神面の弱さから均一なラップを出せず、動くシケイン(障害物)化。いとうかなこのSupraに翻弄され順位を落とします。1ラップ3秒代の高速レースは、きんりきまんとうと難中亭多楽の2台が7ポイントで同ポイント。僅かにラップタイムの早かった、きんりきまんとうが優勝となりました。
キラルくんはというと、当然のごとくBクラスでスタート。部長・難中亭多楽の力でスーパー一夜漬けカスタマイズされた350Zでしたが、事故多発で荒れに荒れたレースにパニック状態から抜け出せず、動くシケインと化していました。クラッシュの連続で「キラル・ザ・クラッシャー」と名付けられたのは秘密です。あぁ、もっと練習せねば……。
セブンも見守るレースの模様。 | F1さながらのレース展開! |
ニトロプラス スロットカーGP第4戦 レース参加者全員のスロットカーが勢揃い |
レースはF1級でもスロットカー級でも同じで本当に何が起こるか分かりません。オモチャだと思って舐めてかかると痛い目をみます。自分……見た口です。でも楽しい!大の大人が3時間夢中でレースを楽しんでます。それだけじゃなくて、早くなるための改造やレース前の調整も同じくらい楽しいですよ。興味を持たれた方は是非やってみてください。都内だと巣鴨や恵比寿に専門店があります。なかなかの中毒性をもったホビーですよ!
それでは、ニトロプラス キラル広報担当、キラルくんでしたー。
キラルくんお疲れ様でした。いやー、今回、まったく自社情報がないコラムになってしまいましたね。さすがに偉い人の目が怖いのでニトロくんからちょっと告知です。壽屋さんから4月末に発売される『Lamento -BEYOND THE VOID-』フィギュア「コノエ」「アサト」に付属されるミニドラマCDの試聴が開始されてます。それから、壽屋さんといえば、デモンベインのプラモデルの予約が始まっています。
最後に。念のためにお伝えしておきますが、ニトロプラスはいつもこんなことしてるわけじゃないので誤解しないでくださいネ。いつもはちゃんと仕事してる……と思います。(え?) それでは、みなさんといつの日かスロットカーで対戦できる日を夢見て!ニトロプラス広報ニトロくんでした〜。
ニトロプラス ニトロくん
【バックナンバー】
・ニトロプラスの3Dチーム「ポリゴン番長」@TAF2007
・ワタナベカズヒロ 「ダイヴァー・シティー」発売記念ライブ
・シナリオライター下倉バイオの仕事
・ワタナベカズヒロ、新アルバム製作現場を直撃
・月光のカルネヴァーレ 発売直前奮闘記
・ニトロプラス ニトロなコミケができるまで
・ニトロプラス みなさんはじめまして!
| posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 07:02| コラム