【コラム・ネタ・お知らせetc】 多くのクリエーターの心を掴んで放さない町 尾道
尾道 バンダイナムコゲームス2年目プロデューサーTです。そう、ついに4月、新しい年度が始まりますね。昨年度のことはさっぱり忘れてこれからもがんばりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。今回は突然ですが、ものつくりをする者ならだれもが憧れる、瀬戸内は尾道しまなみ海道からお送りします。


垣間見える内海、尾道水道。造船所のクレーンも見えます

今回、月末にかけて打ち合わせで九州方面を訪れる機会がありまして、そのついでに週末を使って、ずっと憧れていた広島県尾道市に立ち寄ってみたのでした。

尾道といえば小津安二郎「東京物語」や「時かけ」などの大林宣彦監督の尾道三部作といった映画のロケ地でも有名な、海と山坂に囲まれた風光明媚な町です。もちろん映画だけでなく、多くのアニメやゲームの舞台などにも使われ続けているあたり、いかに今もこの町が多くのクリエーター達の心を掴んで放さないかを物語っているようです。今回初めて立ち寄るにあたり、単なる聖地巡礼ではなく、自分にとっての尾道が見つけられたら、そんな初々しい期待を持ってこの地を訪れたのでした。

山陽本線で福山市から20分ほど乗り継いでゆくと、瀬戸内の海とともに突然現れる郷愁溢れる町並み。右手には小高い山の斜面、縫うように細い坂の歩道がいくつもの寺院や家々を繋いでいます。そして左手の海には今も町の主幹産業として続く造船用の高いクレーンの数々が伸びており、すぐ向かいに浮かぶ向島へ小さなフェリーが途切れなく行き来して人々の生活を繋いでいます。

一瞬タイムスリップしたかのような感覚が襲います。初めて来る土地なのに、なんだこの懐かしさは・・・!!

駅に降り立った瞬間もう分かってしまいました、たぶんこんなに多彩で魅力的な生活の姿を360度同時に感じれる風景というのは、そうそうないのです。出来る限りのパノラマで、超広角レンズで捉えてみたい衝動を、この風景は全ての人に与えるのだと思います。持ってきたデジカメの広角側性能の低さにまず落胆させられつつ、尾道散策が始まりました。

有名なロープウェイからの眺め。町と海道が一望できます


駅前に戻ってくるともう夕暮れ。すぐ先の向島へと行き来するフェリー


尾道は昔ながらの商店街も素敵
ふと傍らをむけば路地裏のある街がまだここにありました


街のゲーム屋さん。バンダイナムコのPVを流してくれていました!
尾道を舞台にDUEL LOVE・・


さて、二日目は、大小の島々に橋を渡し尾道と愛媛の今治市を繋ぐしまなみ海道を自転車で走ってみました。

このしまなみ海道は日本初の「海峡を渡れるサイクリングロード」が整備されていて尾道駅前にもレンタサイクルが数多く用意されているのでした。自転車好きの私としては本当なら愛車のロードレーサーで、と思いつつもレンタルされているものからよさげなクロスバイクをチョイス。110円で乗れるフェリーで向島に渡り、サイクリングスタートです。

向島に渡ればすぐにサイクリングロードが始まるのかと思いきや、看板を見ると、「しまなみ海道サイクリングロード入口 8km先」って(笑)聞けばこの自転車道、今治市まで全長80kmとのこと。往復160kmですか。レンタサイクルはふつうにママチャリを借りていく人も多いのですが、途中で引き返すにしてもこの行程、甘くないですw

とはいっても海峡を渡ってこそのしまなみサイクリングロード。帰りの電車は気になりつつも一つくらいは渡っておきたい!と思っていたら、やがて見えてきました。向島と因島を繋ぐ因島大橋です。あの村上水軍とポルノグラフィティで有名な因島ですよ。

因島大橋に向かう道からは海が綺麗に見えます


因島大橋のたもとには、ちょうど桜が咲き始めていました


50円払って渡る橋は、自動車道の下に設置されており、ほとんど空中です(笑)

写真じゃ分かりにくいですが、自分が動いていると金網も見えないので、完全に海を眼下に空を走っている感覚です。がんばってここまで走ってきてよかった。橋を渡った先の因島公園では、謎の恐竜(デカイ!)が出迎えてくれました。

結局往復20数キロでたいした距離を走ったわけでもないのですが、晴れて景色は最高、BGMにしてた「truetearsオリジナルサウンドトラック」とも相性抜群でとても気持ちのいいサイクリングになりました。どこを走っていても常に海と山が同時に視界に納まるパースペクティブは、尾道の町並み同様得も言われぬ郷愁を常に巻き起こさせるのでした。

うーん、完全に旅日誌になっちゃってますw

こんなのはてめえのブログにでも書いとけと怒られそうですが、一つ言える事は、数多くの絵描き物書き映画撮り達がこぞってこの町を訪れ、そして執着していく理由が、自分の中で明確になった気がします。この経験が少なからず今後の仕事の糧になると信じて、当面の目標を達成したら、またこの町を訪れることができるように、明日からの仕事を前に進めていこうと思うのでした。

バンダイナムコゲームス T

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withAjax Amazon | posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 11:40| コラム  



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アキバblogに尾道の話題が載ってるヨ! 【尾道jinnのブログ】 at 2008年04月07日 12:46