【コラム・ネタ・お知らせetc】 ニトロプラスの格ゲー三昧。格闘ゲームブーム再燃中
PCゲームメーカー・ニトロプラスの広報担当ニトロくんです。次回作『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』の開発も佳境に入ってまいりまして、泊まりで作業するスタッフも増えてきた今日この頃。深夜、パソコンに向かって作業をしていると開発室に響いてくる、女や男のうめき声!?今回は、夏を間近にニトロプラスを騒がせる謎の怪(?)現状に挑みます!?



先日、休憩がてら秋葉原を歩いていたところ、とらのあな1号店さんの店頭でアリスソフトさんの「大番長」を題材とした格闘ゲームのロケテストをしてました。こりゃあ面白そうだとワンプレイさせていただいたんですが、実はニトロくん、格闘ゲームは好きな割りに苦手でして、そりゃあもう、ほとんど手も足も出ない状態でボッコボコ。あっという間に負けちゃいました。

美少女ゲーム誌「PUSH!!」をご覧の方はご存知かもしれませんが、只今ニトロプラスは、『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』の開発と同時並行で、『ニトロ ロワイヤル』という格闘ミニゲームを制作しています。

おがみけいち作成のニトロプラスヒロインが勢揃いの格闘ミニゲーム『ニトロロワイヤル』。画像はイメージです
『ニトロロワイヤル』の絵コンテ。並べると会議室の机よりも広い。ちなみに、発売日は未定。

今までリリースしてきた11作品のヒロインが作品の壁を越えてぶつかりあうという内容で、ディレクションは過去すべてのミニゲームを制作してきたおがみけいちが担当。ノウハウのないジャンルということもあって試行錯誤の連続、奇声をあげることもしばしばのようですが、現在はドット絵作業中。早く詳細をお伝えできるよう頑張って開発を進めています。

そんな格闘ゲーム熱が一部スタッフにも伝播し、ニトロプラスで格闘ゲームブーム再燃中。

今日も、ちょっと行き詰ったときの気分転換(という名目)に、帰宅を断念したスタッフが集まります。(あ、夜中のうめき声は格闘ゲームの音だったんだね!これで事件は解決だ(早)。)

気分転換と称した深夜、ニトロプラスで格闘ゲーム大会
なんか学生時代に、友達の家で良くやったよね?
最近ニトロプラスで稼動している格闘ゲームの数々。この他にも数タイトル稼動中です。 真・昇龍拳が炸裂。ほぼ素人のニトロくんに大人気ないぞ、みんな!

この日は「ストリートファイターIII 3rd ストライク」で対戦。ニトロプラスで一番稼働率が高く、ニトロワチームもよく参考プレイを繰り返しているタイトルです。

前述したようにニトロくんは格闘ゲームが激弱なので、一度として連勝したことはありません。技を出せばブロッキングされ、逆に超必を決められる。くっそぉ。おまえらなぁ、もうちょっと手加減せいよ……。「てめぇ、ぶっ殺してやる!」が再挑戦の合言葉なのです。

ニトロプラス全開発スタッフに、「あなたの名作格闘ゲームはなんですか?」と聞いたところこのような回答が。てんでバラバラで集計どころではないのですが、ちょっと見てみましょう。

■ 3票
究極戦隊ダダンダーン SAMURAI SPIRITS
ストリートファイターIII 3rd ストライク

■ 2票
バーチャファイター VAMPIRE HUNTER
VAMPIRE SAVIOR 餓狼伝説 スペシャル

■ 1票
THE KING OF FIGHTERS '95 THE KING OF FIGHTERS '98
龍虎の拳 2 餓狼伝説 2 新たなる闘い
真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変 幕末浪漫 第二幕 月華の剣士
風雲黙示録 格闘創世 ストリートファイターII
ストリートファイターII'TURBO ストリートファイターZERO 2
MARVEL SUPER HEROES MARVEL vs. CAPCOM 2
GUILTY GEAR XX ニンジャマスターズ 覇王忍法帖
バーチャファイター2 ガーディアンヒーローズ
バトルマスター 豪血寺一族 3 GROOVE ON FIGHT
堕落天使 -The Fallen Angels- 封?領域エルツヴァーユ
超兄貴 爆烈乱闘篇 ジョイメカファイト
サイバーボッツ 鉄拳2
富士山バスター 熱血格闘伝説
フィスト ヒューネックスファイターズ'98
ソードダンサー ブリガンティ
ファイティングレイヤー

3票がトップ!? なんてまとまりのない……。それにしても「究極戦隊ダダンダーン」は、格闘ゲームといって良いのだろうか?うーん、ニトロくんも「WARZARD」好きだからまぁいいか。「サムスピ」は1作目というのが渋いですね。「ストIII 3nd」はニトロプラスでは当然の結果な感じがします。1票のタイトルは、初耳タイトルが幾つかありますが、全体的にはシリーズ2作目が多い感じですね。シリーズ2作目に名作が多いというのが分かります。

ちなみにニトロくんは、格闘ゲームというと「水滸演武」の武松というキャラクターが使う“卑劣先制撃”という技が好きです(タイトルじゃない)。だって、対戦名のり中に相手を攻撃できる(もちろんガード不能)という革命的な技なんですよ! あとは新声社さんからでていたコミックス「速攻生徒会」(これもゲームタイトルじゃない)! 当身技しかない投手出身の投げキャラ後藤さんが素敵です。

さてさて、深夜の格闘ゲーム大会には、もちろんニトロワディレクター・おがみけいちも参加しています。ニトロプラスのトップファイターの一人である彼は、対戦とは人生であることを教えてくれました。盛者必衰。ガンバレおがみ!

Qさまとケンを使い、好調に連勝を続けるおがみけいち。この頃の彼は笑顔の塊だった。 連勝街道まっしぐらかと思いきや、調子にのってミスを連発。その先に待つのは……。
……轟沈。相手もケン使い。優勢だったにも関わらず、入力ミスの空振りに疾風迅雷脚でKOとなりました。 起き上がるも気持ちは起き上がらず。しかし周囲は気にも留めず対戦を続けるのである。

ということで、ニトロプラスの格闘ゲーム事情をお伝えしました。みなさんは最近格闘ゲームやってますか? 格闘ゲームは普通の人が遊び辛いジャンルになってしまった。と、ある人が言ったそうです。確かに格闘ゲームのリリースは以前よりも少なくなってしまいました。でも名作と呼ばれる作品は数多く残されていますので、キャラ操作を磨いて、友人と集まって遊んでみたらきっと楽しいですヨ! これを書いている向こうでは、現在進行形で「ストIII 3nd」で対戦をやってます(ニトロくんも仲間に入れて!)。対戦はやり始めたら止まらないですネ。


最後に。前回のコラムでポスターの加工方法について書かせていただいたところ、秋葉原のソフマップ4号店さんが、雰囲気よくダメージ加工を施した『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』のポスターを掲示してくださいました。ボッシュも認める仕上がりですので、秋葉原に遊びにいらした際には、是非お立ち寄りください。

それではまた、ニトロプラス広報ニトロくんでした〜。

ソフマップ4号店さんに掲示されている『続・殺戮のジャンゴ -地獄の賞金首-』ポスター
これを目にした瞬間、ボッシュ「……負けた」とひとこと呟いたとのこと

【バックナンバー】
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 | posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 06:40| コラム