2月25日(日)にビッグサイトで開催されるワンダーフェスティバルは、今回もトイプラさんとの合同ブース「TOYPLA+α&とらのあな」(D04-01)で参加しています。 会場でいろいろと試作品フィギュアも展示するのですが、『画像では伝わりにくいポイント』を、あえて今回は文章で補足させていただきます。
■FineScenery 灼眼のシャナ シャナ (テストショットおよびハンドペイント)
髪の毛は、シャナの特徴でもある炎のようなイメージを再現するためにクリアパーツ
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ついでにスカートもクリアパーツ
塗装は表面のみ |
髪の毛はシャナの特徴でもある炎のようなイメージを再現するためにクリアパーツを使用し、毛先がうっすらと透明になるようにグラデーション塗装を施します。ペンダント(コキュートス)もクリアパーツで微妙な透過具合を再現(当初はツヤあり塗装も検討したのですが)。
ついでにスカートもクリアパーツにし、表面塗装のみで裏面塗装が肌に付着しないようにしました。 台座もクリアーレッド成型。製品では魔法陣(自在法)の紋様が表面に入ります。
■シグルイ 藤木源之助 (レジンキャストペイントマスター)
着物の家紋と袴の紋様はメタリックの顔料で転写デカールにプリントアウトしたものを使用
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着物の家紋と袴の紋様は手書きでなく、デザインソフトでデータを起こし直した物をメタリックの顔料で転写デカールにプリントアウトしたものを使用。実物は光を反射して結構目立ちます。実際の製品製造時に使われる「タンポ印刷」(ゴム版画のようなイメージを想像してください)にもこの家紋・紋様データをそのまま使って再現します。
わざわざ文章で説明させていただいたように、印刷物ともまた違う『立体物ならではのこだわり表現』を造型以外にもいろいろ取り入れていきたいと考えています。 さらにワンダーフェスティバル2007冬の会場で実物を見ていただければ幸いです。
© 高橋弥七郎・メディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会
© 南條範夫・山口貴由(月刊チャンピオンRED)2004-2007
株式会社虎の穴 竹ノ内
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