【コラム・ネタ・お知らせetc】　PKGサイズに凝縮された安全設計・外観設計・商品設計

シリーズで統一されたパッケージ（PKG）サイズ

みなさん、こんにちは。 ちょうど先週末になりますが、ずいぶん長い間踏み出せなかったことにチャレンジしちゃいました！それは｢サッポロ一番塩ラーメン（袋）｣を牛乳で作って食べることデス（笑）心の中で革新派と保守派が喧喧諤諤の熱いディベートを重ねるなか、ついに直径180mmの鍋の中には熱々のホットミルクに浮かぶ黄金の麺が！！ ｢その者、青き衣をまといて金色の野に降りたつべしぃぃぃ！！｣って、どっかの谷の大ババ様の声すら聞こえてきます・・・（笑） さて気になるそのお味は？｢大変おいしゅうございます。｣料理記者歴○○年のアキ山が言うのですから間違いなし！ただし粉末スープは少なめのほうがモアベターかも。

さて本日は各メーカーが、腕に？指先に？よりをかけてデザインする『商品パッケージサイズ』に関してのお話です。

『商品パッケージ』は、あくまでも商品の保護を目的とした梱包部材ではありますが、それはもう商品の外観を大きく左右するものですから各メーカーさんは手を抜くわけには参りません。一度店頭にならべば、父兄参観日の小学生のごとく｢ハイハイハイ〜！！｣とどの子も斜め45度にピンと挙手、｢そこの君！｣と選んでもらうのを待っています（笑）デザインへのこだわりは、メーカーさんそれぞれ十人十色、店頭でのご使命はユーザーの皆さんにお任せするとしまして・・・、製造部の一員であるアキ山はやはりそのサイズが気になって仕方がありません（汗）

一言で『PKGサイズ』といいましても、ただの縦×横×奥行きではございませんよ〜。輸送中の振動や衝撃にも耐えうる安全設計、PKGの窓から商品をどのようにきれいに見せるかの外観設計、PKG・カートン部材や輸送・保管で発生するコストを考慮した商品設計。 そのすべてが凝縮していると言っても過言ではありません。

スケール別に並べるとマトリョーシカのよう・・・（笑）

落下試験で商品に不具合はないか？内部の商品の固定角度はベストアングルになっているか？十分に採光され顔が暗くなっていないか？商品をあけたときに付属パーツがわかりやすく配置されているか？・・・・ 協力工場のエンジニアさんと製造部＆デザイン部を横断しての確認事項や検証は多岐に及びます。

商品を保護し飾りたてる商品パッケージ、もしみなさんも店頭に並ぶフィギュア商品を見かけた際にはじっくりとご覧になってみてください。工場で商品をカートンに詰めるとき、店舗で商品をカートンから出すとき、そのどちらのときもその人の口元に笑顔が浮かんでいますよう、本日も製造サンプルとのにらめっこがつづきます（笑）

グッドスマイルカンパニー　アキ山