【コラム・ネタ・お知らせetc】 まりたん聖地?「ベトナム」へ
まりたんの聖地ベトナムこんちわ、ホビージャパン魔法の海兵隊員ぴくせる☆まりたん担当の大佐です。最近は“聖地巡礼”ってのが流行っている(?)らしいですが、さて「まりたん」の聖地ってどこだろう? いろいろと考えられますがフルメタルジャケットなどベトナム戦争映画好きにとっては、ある意味ベトナムが聖地かも…。と、いうわけで行ってきましたベトナムへ!


やってきました南ベトナム(注:30年前に南北統一されてます)。飛行機の窓から見た景色は「まさにアジア!」。と、横を見ると同行者が必死にラフを描いてます…。紹介します。彼は気鋭(と言っておこう)のイラストレーター ポコ氏。今回の旅行の同行者です。

大学時代からの腐れ縁である彼を、旅の話し相手にと連れてきたのですが「文庫の締切が〜」とかうめいていやがります。往生際の悪いやつめ。 まぁ、「文庫の仕事があるから無理」と言っていた彼を「ホビージャパンの仕事断っておいて、いい度胸してんじゃねえか!」とばかりに、強引に空港まで引っ張ってきたのは私なんですが。

こころの故郷 ベトナムのサイゴンへ〜
なお現在はホーチミン市という表記が一般的ですが、私はあくまでベトナム戦争当時の名称“サイゴン”にコダワリます。


機内で文庫のラフを描くポコ氏。大学時代からの腐れ縁
うちの仕事は断わりやがった

さてさて到着したのは南ベトナムの首都サイゴン市の空の玄関タン・ソン・ニェット空港(注:南北統一されているので、すでにサイゴンは首都ではありません)。今から30年前、サイゴン市への総攻撃を控えた北ベトナム共産軍を前に南ベトナム空軍機が緊急発進…したまでは良かったが、そのまま全機タイへ逃げ去った歴史の舞台です。そう思うと感慨深いですね。さっそく市内へ向かうべく怪しいタクシードライバーにホテルまでの金額を聞きます。

「$10(テンドラ)!」
「馬鹿ぬかせ」
「オーケー、オーケー、ナインドラ…エイト?」
吐き捨てて背を向けると価格を急に下げてきます。まさにアジア。

今回の旅にはベトナム戦争の歴史を振り返り、新たな企画のアイデアにつなげるという崇高な目的があります。いつもは安宿ばかりのファン・グー・ラオ通り近辺で宿を取るのですが、今回は歴史と格式のコロニアル様式ホテル『マジェスティック』に宿を取りました。

サイゴン河のほとりの一等地に立つマジェスティックホテル
フランス植民地時代からの歴史を持っています

まりたんもびっくり マジェスティックホテルの豪華なロビー!


マジェスティックホテルは、ベトナム戦争当時、各国の報道関係者が宿泊したことで知られています。日本では開高健氏の小説で有名ですね。高級ホテルと言っても所詮ベトナムの物価なので、そんなに心配する必要は無いです。サービスも行き届いているのでオススメです。

ホテルに着くなりポコ氏は原稿用紙広げてます。30年前、歴史的ニュースの草稿が練られたこの部屋で、今ライトノベルのラフが練られています。これが時代の流れと言うやつでしょうか。



翌日は朝からベトナム戦争史跡のひとつ『クチ・トンネル』へ。地下トンネルを駆使して米軍に抵抗した共産勢力の聖地です。

入場するなり怪しいプロパガンダ映像を見せられます。しっかり日本語音声。 「○○村に住む××は戦いよりも花や詩を愛する心優しい少女でした。しかし彼女は愛する村を守るために銃を手に…」と、共産主義っぽいフレーズが楽しませてくれます。映像が終わるといよいよ園内に突入です。園内では不気味な人形が当時の模様を再現しています。日本の佐渡金山と同じような趣がありますが、作っているものは物騒なものばかりです。基本的にアメリカの落とした不発弾をリサイクルして利用しているので環境に優しそうではあります。

ベトナム戦争史跡のひとつ『クチ・トンネル』。米軍に抵抗した共産勢力の聖地。
入場するなり怪しいプロパガンダ映像を見せられます
TVモニターの上には偉大な指導者ホーおじさんの肖像画が…


妙にリアルな人形の方々。大型の爆弾の解体はノコギリで行い、火花が出ないように柄杓で水をかける。絶対に参加したくない作業です。半地下の作業場は、誰かのミスで不発弾が爆発しても他の作業場に被害が及ばないようにするアイデアらしい…


園内では係員がところどころでダラダラしており、展示物とのギャップに驚かされます。圧倒的なアメリカ軍の前に粘り強い戦いをした人々とは思えないくらい普段のベトナム人はダラダラと…いや、穏やかです。

まぁサイゴン市内(現在はホーチミン市という表記が一般的です)を観光していると、真昼間からやたらと粘り強く誘ってくるポン引きや、金をやらないとケリを食らわしてくる物乞いのガキなど、なかなか気合の入った連中もいることはいるのですが…ともあれ、物価も安く、メシも美味いこの国が私は大好きです。ポン引きや物乞いのガキも無くては寂しいベトナムの重要なエキストラといったところでしょうか。

ベトナム戦争に興味のある人なら、一度はこの“アジア的”雰囲気を味わって損はないと思いますよ(ベトナム戦争に興味が無くても十分に楽しめますよ、もちろん)。まぁ何もアイデアなんて思いつかなかったけど、大満足のベトナム取材ツアーだったのでした〜!

…そうそう、ポコ氏がイラストを担当する文庫の本はコレ。第1巻、第2巻発売中で、どうやらベトナムでラフをきった第3巻は11月発売らしいです。いやあ原稿落とさなくてよかったね(棒読み)。ベトナム中部のダナンやフエにも行きたいなぁ…大佐

ホビージャパン まりたん担当 大佐

©ヒライユキオ/ホビージャパン

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withAjax Amazon | posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 07:40| コラム  



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