2007年09月21日
【コラム・ネタ・お知らせetc】 どこまでリアルに「腐女子」の実情に迫ればいいのか?
夜霧よ今夜もありがとう。ホビージャパン営業M崎です。最近は「腐女子ブーム」だそうですが、社内で「テニミュ」なんて単語が飛び交う職場にいると、あまり実感は沸かないんですね。とは言え、ブームに乗っかる、というのは営利企業として極めて正しい姿勢ですので、当社からも腐女子本が出ます。その名も「はっぴー腐女子」。
内容は『メガネ男子萌えネタ』、『キャリーカートネタ』、『隠れオタがバレるネタ』、『擬人化ネタ』 など、「あるある」ネタがいっぱいで、 どちらかと言えば「身に覚えがある」人向けの一冊かと思います。巷に数多溢れるただの二番煎じ本と言うなかれ。アンソロジーコミックなのにも関わらず、実はCコード(書籍分類コード)まで「となりの●●●ちゃん」と同じく「一般単行本・随筆」にしている、ホンマモンの二番煎じ本だったりするのです。
まぁ、ここまで書いていて思ったんですが・・・いや、営業の私が言うのも何ですが、腐女子関係の本って、当社にしろ他所様にしろ、ガチな部分は寸止めにしていますね。
「あ・・・やっぱり分かる?」
おっと、その声は担当Kさん。
「そりゃ分かりますよ。某社さんなんか『腐女子こそ現代のモテ属性』なんて、
腐女子にアタックするようオタクを煽っていますけど、あれはないでしょう。
腐女子が好きな属性は『スー●で●身でメガネ、さらにアンチ●●』ですよ。
露骨なまでに」
「いや、全くその通りというか、●●●ちゃんって、モロにそれっぽいじゃないですか」
「そこを隠して、恋愛ネタにすると(以下略)」
「そりゃあですねぇ、そこまで描いてしまうと『夢』がなくなりますからねぇ。
でも、ファンタジー過ぎるのも良くないですし。難しいですよね」
「それでも当社の本はサラッとガチネタ書いてますよね。
『親子ほど年の離れたアシスタントとデキ婚した漫画家』って、
聞き覚えのある話がいっぱいあり・・・」
「そこから先は聞かなかった事に(苦笑)。
でも、没にせざるを得なかったネタがまだまだあるんですよ、例えば(以下略)」
「・・・じゃあ、それは続編のネタにできますね」
「いや、何だかんだ言って、僕も腐女子萌えなんで、続編やってみたいですよね!」
という事で。
「あ、ここら辺はオブラートに包んでる〜〜」とか、「これって、実例はあのセンセイの事だよね?」とか、編集が苦悩の末、「何を隠して、何を有りのままに載せたのか」汲んで読んで頂けると色んな意味で面白さが増すかと思います。どこまでリアルに「腐女子」の実情に迫ればいいのか?業界の今後の課題はそこにあるのかもしれませんね。
ホビージャパン:(今日は奥歯に物が挟まった事しか書けない)営業M崎
【補足説明:Cコードについて】
書籍には店頭陳列や分類の便を図る為に、書籍分類コード(Cコード)が付いております。例えばライトノベルならば一般的に「C0193(一般文庫・日本文学小説)」とかですね。 電撃文庫さんや、富士見ファンタジア文庫さんの本の裏を見て頂いても、大体同じCコードになってます。
あとは書籍の裏に「ISBN×××-×-×××-×××-×」とか書いてありますが、これはISBN(国際標準図書番号)コードと言いまして、個々の本ごとに違います。書籍のご注文の際は、タイトルの他にISBNコードを添えてお伝え頂くと、「似たような別の本が届いた」みたいなトラブルが減りますし、書店さんも在庫管理・書籍検索が非常にやりやすくて、良い事尽くめなんです。 ちなみにISBNコードはAMAZONさんでも見られます。
【バックナンバー】
・パクリ企画(?)からはじまった「まりたん」…そして、今
・少しでも涼しく・爽やかに仕事をこなす方法
・クイーンズブレイド ワンフェス・キャラホビの美闘士グッズ
・C72 この紙袋を持てばどんな腰抜けだって猛者に見える
・ホビージャパン文庫創刊1周年記念パーティ&授賞式
・新装刊「キャラの!」Vol.1 透けるヤツ付いてます
・無茶な企画を、合衆国海兵隊さまが承諾してくれました
・働いたら負けかなと思っている
・静岡日帰りツアー「静岡ホビーショー」レポ
・This f*cking deep snow is pain in the ass!
・この春はクイーンズブレイドの出版物が目白押し
・「HO★BBY ANGEL」を産んだ エラい人とのやり取り
・山のような美少女フィギュアに囲まれて仕事がしたい
・デッカイことはいいことだ? 機関銃は男のロマン
・( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!集まれ!チチスキー!
・新年早々の新企画 その名も「声優警察」
・できるビジネスマンは、オフィスにも女戦士は欠かせない
・まりたんフィギュア第2弾 「迷彩」にコダワッテマス
・ゼロからフィギュアを作ったことがありますか?
・仕事中に堂々とネットゲームをする方法
・姉妹日和、企画打ち合わせは…えっ、名古屋ですか!?
・クイーンズブレイド3DCG版
・平和のために戦う全ての兵士・隊員を支援しています!
・クイーンズブレイド、ヤってますか
・海上じえいたんの大切な「桜の御紋」が!
・作家さんとの綿密な打合せが必要なわけです
・湿気と肉の腐るニオイ(?)はベトナムを思い出すぜ
・「抱きしめたいのは誰?」だきまくらのお話
・大盛『HJ文庫』はじめました
内容は『メガネ男子萌えネタ』、『キャリーカートネタ』、『隠れオタがバレるネタ』、『擬人化ネタ』 など、「あるある」ネタがいっぱいで、 どちらかと言えば「身に覚えがある」人向けの一冊かと思います。巷に数多溢れるただの二番煎じ本と言うなかれ。アンソロジーコミックなのにも関わらず、実はCコード(書籍分類コード)まで「となりの●●●ちゃん」と同じく「一般単行本・随筆」にしている、ホンマモンの二番煎じ本だったりするのです。
まぁ、ここまで書いていて思ったんですが・・・いや、営業の私が言うのも何ですが、腐女子関係の本って、当社にしろ他所様にしろ、ガチな部分は寸止めにしていますね。
「あ・・・やっぱり分かる?」
おっと、その声は担当Kさん。
「そりゃ分かりますよ。某社さんなんか『腐女子こそ現代のモテ属性』なんて、
腐女子にアタックするようオタクを煽っていますけど、あれはないでしょう。
腐女子が好きな属性は『スー●で●身でメガネ、さらにアンチ●●』ですよ。
露骨なまでに」
「いや、全くその通りというか、●●●ちゃんって、モロにそれっぽいじゃないですか」
「そこを隠して、恋愛ネタにすると(以下略)」
「そりゃあですねぇ、そこまで描いてしまうと『夢』がなくなりますからねぇ。
でも、ファンタジー過ぎるのも良くないですし。難しいですよね」
「それでも当社の本はサラッとガチネタ書いてますよね。
『親子ほど年の離れたアシスタントとデキ婚した漫画家』って、
聞き覚えのある話がいっぱいあり・・・」
「そこから先は聞かなかった事に(苦笑)。
でも、没にせざるを得なかったネタがまだまだあるんですよ、例えば(以下略)」
「・・・じゃあ、それは続編のネタにできますね」
「いや、何だかんだ言って、僕も腐女子萌えなんで、続編やってみたいですよね!」
という事で。
「あ、ここら辺はオブラートに包んでる〜〜」とか、「これって、実例はあのセンセイの事だよね?」とか、編集が苦悩の末、「何を隠して、何を有りのままに載せたのか」汲んで読んで頂けると色んな意味で面白さが増すかと思います。どこまでリアルに「腐女子」の実情に迫ればいいのか?業界の今後の課題はそこにあるのかもしれませんね。
ホビージャパン:(今日は奥歯に物が挟まった事しか書けない)営業M崎
思いっきりリアル&生々しい話は泣く泣く削除させていただきました
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【補足説明:Cコードについて】
書籍には店頭陳列や分類の便を図る為に、書籍分類コード(Cコード)が付いております。例えばライトノベルならば一般的に「C0193(一般文庫・日本文学小説)」とかですね。 電撃文庫さんや、富士見ファンタジア文庫さんの本の裏を見て頂いても、大体同じCコードになってます。
あとは書籍の裏に「ISBN×××-×-×××-×××-×」とか書いてありますが、これはISBN(国際標準図書番号)コードと言いまして、個々の本ごとに違います。書籍のご注文の際は、タイトルの他にISBNコードを添えてお伝え頂くと、「似たような別の本が届いた」みたいなトラブルが減りますし、書店さんも在庫管理・書籍検索が非常にやりやすくて、良い事尽くめなんです。 ちなみにISBNコードはAMAZONさんでも見られます。
【バックナンバー】
・パクリ企画(?)からはじまった「まりたん」…そして、今
・少しでも涼しく・爽やかに仕事をこなす方法
・クイーンズブレイド ワンフェス・キャラホビの美闘士グッズ
・C72 この紙袋を持てばどんな腰抜けだって猛者に見える
・ホビージャパン文庫創刊1周年記念パーティ&授賞式
・新装刊「キャラの!」Vol.1 透けるヤツ付いてます
・無茶な企画を、合衆国海兵隊さまが承諾してくれました
・働いたら負けかなと思っている
・静岡日帰りツアー「静岡ホビーショー」レポ
・This f*cking deep snow is pain in the ass!
・この春はクイーンズブレイドの出版物が目白押し
・「HO★BBY ANGEL」を産んだ エラい人とのやり取り
・山のような美少女フィギュアに囲まれて仕事がしたい
・デッカイことはいいことだ? 機関銃は男のロマン
・( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!集まれ!チチスキー!
・新年早々の新企画 その名も「声優警察」
・できるビジネスマンは、オフィスにも女戦士は欠かせない
・まりたんフィギュア第2弾 「迷彩」にコダワッテマス
・ゼロからフィギュアを作ったことがありますか?
・仕事中に堂々とネットゲームをする方法
・姉妹日和、企画打ち合わせは…えっ、名古屋ですか!?
・クイーンズブレイド3DCG版
・平和のために戦う全ての兵士・隊員を支援しています!
・クイーンズブレイド、ヤってますか
・海上じえいたんの大切な「桜の御紋」が!
・作家さんとの綿密な打合せが必要なわけです
・湿気と肉の腐るニオイ(?)はベトナムを思い出すぜ
・「抱きしめたいのは誰?」だきまくらのお話
・大盛『HJ文庫』はじめました
| posted by アキバBlog(秋葉原ブログ) geek at : 07:41| コラム